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台風の時期はいつまで?大きさと強さは違う、なら強さの表現は?

台風

 

夏休みはいっぱい楽しもう!

 

そんな楽しい計画の最大の障害が「台風」

 

せっかくの旅行なのにホテルで缶詰め…

帰りの飛行機が飛ばない!

 

それはそれでネタとして美味しい(?)ですが、

できれば避けたいですよね。

 

敵を知り己を知れば百戦危うからず。

まずは出没時期や性能を知りましょう!

台風の時期はいつまで?

なんとなく夏だけ、という印象がある台風ですが、

実は一年中発生しています(平均26個くらい)。

 

夏に話題になるのはあくまで、日本に上陸するから。

 

まあ、航海をする人でなければ、上陸しない台風は興味ないですよね(^^)

 

 

そのうち、日本に上陸するのは平均で2~3個。

接近なら若干多いくらいです。

 

時期は6月(梅雨期含む)~10月。

台風の発生件数ではあまり差がないものの、

接近、上陸の数は、8月と9月、次いで7月と10月が多いです。

 

基本的にはこの時期だけ気を付ければ良いのですが、

過去、最も早く上陸した台風は

昭和31年の台風第3号 4月25日 大隅半島南部

 

最も遅かったのが

平成2年台風第28号 11月30日 白浜町南

 

の台風です。

 

たまにはこんなこともある、ということですね(^^;)

台風の大きさと強さは違う?

台風が大きいと強いように感じますが、実際は違います。

強くても小型の台風もあれば、大型であっても弱い台風もあります。

 

強さは中心付近の風の強さで決まり、

大きさは強風域の面積で決まります。

 

ニュースの

「大型で強い台風が…」

というのは、同じことを繰り返して協調しているのではなく、

範囲と強さを言ってたんですね(^^;)

 

ちなみに大きさは、風速15m/s以上の領域(強風域)の半径を基準にして、

以下のように階級分けしています。

  • 大型(大きい) 500km以上~800km未満
  • 超大型(非常に大きい) 800km以上

台風の強さ。どう表現される?

台風で困るのは、大きさよりむしろ強さですよね!

弱いなら全然問題ないですし(^^)

 

台風の強さ=中心付近の風の強さ

ニュースでよく聞く「中心気圧」は台風の強さは直接の関係はありませんが、

一般的には中心気圧が低いとその付近の風速は強いです。

 

高いところから低いところへモノを落とした方がスピードが増すのと同じ理屈ですね。

相対的な気圧差がものをいうので、

 

1020hPaの高気圧と970hPaの台風の強さ > 1000hPaの高気圧と960hPaの台風の強さ

 

になります。

 

以前は呼び方のなかに

  • 「中型」
  • 「小型」
  • 「ごく小さい」
  • 「並の強さ」
  • 「弱い」
  • 「弱い熱帯低気圧」

というのがありましたが

1999年に「弱い熱帯低気圧」の影響による大雨で、

キャンプをしていた人が増水した川に取り残される事故が発生しました。

 

台風の強さは風の強さで表現していますが、

「雨も弱い」と誤解を招いてしまったため、

弱いと言う表現は翌年に廃止されました。

 

現在は

「大型で弱い台風」なら「大型の台風」、

「小型で強い台風」なら「強い台風」、

「ごく小さい弱い台風」なら「台風」と表現されます。

 

正しい情報って、なかなか伝わらないものですね(-_-;)

まとめ

8月、9月をピークとした6月~10月。

台風の覚悟はしていた方が良さそうです。

 

大きさと強さによっては、問題なく楽しめるので、

ニュースをしっかりと確認してください。

 

それにしても、ニュースキャスターのお姉さんは

さじ加減で大きさと強さを表現してたわけじゃなかったんですね~。

 

これからはしっかり耳を澄ませます(^^;)

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