生まれた子のために、豪華なひな祭り人形を飾ってあげたい!
娘をもつ父親であれば、
一度は思うんじゃないでしょうか?
自分はひな祭りに興味がなくても、
娘のためならやってあげたくなっちゃうのが親心。
私も姪っ子が可愛くて、つい甘やかしたくなります(^^)
でも、ちょっと待った!
昔と違い、今は住宅事情も人によって様々です。
「買ってはいいが、しまう場所がない!」
なんて失敗も…
はやる気持ちは分かりますが、
一度、現実にも目を向けてみてください(^^;)
ひな祭りの人形をしまうスペースがない!購入時の注意点
お店でひな人形に一目ぼれしたAさん。
自宅に飾るスペースがあったので、
一番立派で大きなものを購入しました。
しかし、いざ人形が届いてみてびっくり!
飾り棚のダンボール箱は大きいし重いし、
人形箱の数もたくさん。
その他小物なども含めると、
収納する場所がありませんでした!
お店で見たときは飾った状態だったので、
「これなら置ける」
と思ってしまったそうです…。
普段の状態までは考慮していなかったんですね(-_-;)
Aさんのように、「完成形」しかイメージできないことは多いです。
購入時には、下記の3点を注意しておきましょう。
- 飾っている時
- 保管している時
- 移動する時(ドアの幅を通るか、など)
ひな祭りの人形はコンパクトでもいい?
ひな祭りの人形は、基本的に男雛女雛の2人です。
江戸時代に今のような形になった雛人形は、
元々、男雛女雛一対のみの人形でした。
三人官女、五人囃子などは後から加えられていったものです。
昭和初期、セット販売が主流になるまで、
内裏雛以外の人形は、後からオプションとして
徐々に増やす形式だったそうです。
余裕があれば5段でも7段でもよいですが、
自宅のスペースに懸念があるなら、基本の2人を検討してみてください。
男雛女雛だけのひな人形セットを「親王飾り」と言います。
ガラスケースに入った可愛らしいセットなので、
一度覗いてみるのもオススメです。
なお、専門店なら、屏風や雪洞などを好みのものに変更することも可能です。
「場所は無いけど、少しでも良いものを飾ってあげたい」
という方は、相談してみるのも良いでしょう。
ひな祭りの人形を処分するには?
買う前から処分を考えるなんて、我ながらヒドイ気もしますが…
出口戦略をちゃんと考えておかないと、
子どもたちに処分をさせることになって、
迷惑をかけるかもしれません。
「骨董趣味の父が残した、戦国時代の甲冑の処分に困っている!」
という人もテレビで見ました(-_-;)
非常に捨てづらいひな祭りの人形ですが、
5種類の処分方法があります。
1.人形供養に出す
人形供養は、全国各地の神社で受け付けています。
相談をすれば具体的な手続きを教えてくれるので、
まずは最寄の神社に相談してみてください。
2.自治体に寄付する
埼玉県鴻巣市や千葉県勝浦市など、
大きなひな祭りイベントを行うところでは
不要になった雛人形の寄付を受け付けています。
管理料・供養料として5000円程度かかるようです。
3.福祉施設に寄付する
老人施設や児童養護施設で、
引き取って飾ってくれることもあります。
ただし、すでに必要としていないということもあるので、
探すのは困難だと思います。
4.オークションに出品する
ヤフオクやメルカリなど、
ネットオークションでは多くの雛人形が出品されています。
正直、私は売るのには心理的な抵抗がありますが…(-_-;)
「全然OK!」
という方にとっては、お金も入るし、資源も損なわれないしで、
もっとも効率的な処分の方法だと思います。
5.ゴミとして捨てる
これだけ聞くと、「えっ!?」って感じですよね(^^;)
元々は流し雛と言う物から始まったひな祭り。
子供の厄を請け負い払ってくれるという事で
川に流していたのですが、現代ではそんなことはできません。
代わりに、荒塩を振りかけ、
「海まで流れ着いた」
「厄を払って供養した」
という形にします。
供養したので、あとは問題なく処分できるというわけです。
まとめ
かわいい娘のために買ったひな人形も、
お役目は数年だけです。
娘が大人になったときのために、
「必要なくなったときにどうするか」
という現実的なこと、汚い部分を引き受けることも
父親には必要なのかもしれません。
まるで、厄を引き受けるひな人形のような…?
(いや、よそう。私の勝手な考えで皆を混乱させたくない)
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