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お中元。贈る相手は?熨斗の意味とは?いつまでに贈ればいい?

お中元

 

今年から社会人!

 

親に庇護から離れ、いよいよ一人前!

ですが、この時期になるとふと気になるのが「お中元」

 

「社会に出たし、上司にお中元を贈らないといけないのかな?」

 

「そもそもいつまでに贈るの?」

 

こんな疑問でいっぱいだと思います。

 

いきなりアレコレ禁則事項を説明しても混乱は必至。

そこで、最低限、覚えておくことだけ、まとめました!

お中元。贈る相手は?

最初に悩むのがコレ。

「誰に贈ればいいんだ!?」

 

本来は、親族、仲人、恩師など、非常にお世話になった方々へ

感謝の意を込めてお送りするものです。

 

最近では、友人や隣近所など、今後も末永くお付き合いをという意味もこめて送る場合もあります。

 

「上司はお世話になっている?今後もお世話になる?」

 

「隣近所って、範囲が広すぎだろ!」

 

ますます混乱しますね(^^;)

 

判断に迷ったら、ズバリ

「家として付き合いたいか」

を考えてください。

 

お中元とは「相互扶助の関係」を築くためのもの。

もっと分かりやすくいうと、「同盟を組むこと」です。

 

昔の人たちは親族、仲人、恩師で同盟を組んでいました。

 

最近は地方から出てきたりでそういった方々が疎遠になっているので

友人、隣近所になっているわけです。

 

個人間のプレゼントと決定的に違います(^^)

ぶっちゃけ、一家を構えていないうちは必要ないと思います。

お中元。熨斗の意味とは?

個人間のプレゼントと全く目的が異なる「お中元」という代物。

熨斗(のし)一つも多少、知っておかなくてはいけません。

 

熨斗は元々、お祝い事の贈り物につけるもの。

さらに言えば公の場合に使うものです。

 

結婚式の引き出物には熨斗がありますよね?

あれは「お祝い事」で「~家から」という公のものだからです。

 

 

正直に言って、無駄に堅苦しいな~と思いますが、

相手が気にする人、詳しい人だと面倒なので、

合わせてあげた方が良いかと思います(^^;)

 

貰う側になった時は、それとなく、優しく教えてあげてください。

大事なのは形よりも本質です!

お中元。いつまでに贈ればいい?

お中元を贈る時期は地域によって違います。

 

一般的な時期としては7月初旬から7月15日まで。

関西地方では8月1日から15日までに贈るのが一般的です。

 

ちなみに、いつから贈れば良いか?ですが、

デパートの物量で見ると、6月末から徐々に増え始め、ピークは7月10日の前後3日になります。

 

20日すぎるとお中元の扱いそのものが無くなり、普通のギフト関係がまばらに出てきます。

 

7月15日を過ぎると暑中伺いや暑中お見舞いにクラスチェンジするそうです(^^;)

7月31日でいいや~という方もいるそうですが、さすがにお盆前には済ませておきたいですね。

まとめ

お中元を贈るのは、

「家として」

「同盟を組みたい」

相手が対象になります。

 

 

「贈った物で暑い夏を乗り切って下さい」

という意味もあります。

 

クーラーのない昔。

夏は乗り越えるのが大変だったんでしょう…。

 

敵に塩を送った上杉謙信ではないですが、

一緒に乗り切りましょう!的な、

近くて遠い関係を築くのが目的です。

 

子どもの頃は意識しなかった家対家。

一家を構えるようになったら、本格的に着手してみてください!

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