敬老の日。
核家族化も進み、高齢の方と暮らしていない方からすると、
子どもの頃は「ただの休日」なイメージが強かったのではないでしょうか。
かくいう私もそのうちの一人ですが、
自分が大人になり、両親が老齢に差し掛かると
何かした方が良いんじゃないか?
なんて思うようになります。
大人になったという証拠なんでしょうが、ここでふと不安が。
「『敬老の日』なんて祝って、両親は怒ったりしないだろうか?」
敬老の日はいつ?2017年
2017年の敬老の日は9月18日。
敬老の日は毎年9月の第三月曜日です。
昔は「9月15日」と日にちが固定されていましたが、
2003年から実施された「ハッピーマンデー制度」により
今の日付になっています。
連休は嬉しいですが、毎年ずれるのはちょっと情緒がないですね(^^;)
敬老の日。うちの両親はお祝い年齢?
「実家に帰ると両親から子ども扱いされる」
「いつまでたっても両親から見たら子どもは子ども」
こんな理由から、お祝いしづらいこともありますが・・・
それだけではなく、
先日、75歳の方が
「自分は老人ではない!」
と言っていました。
今は高齢でも元気な方が多いので、
70歳以下の方に「敬老」は失礼だという意見もあります。
都内では、リタイアした高齢の人の方が
現役で働いている世代よりも運動している・体力があるというデータも・・・。
毎日スポーツジムに通い、
「水泳1400メートル、水中歩行1400メートルが日課」
「水中歩行の方が大変だね」
なんておっしゃる80過ぎの方までいますし(^^;)
かといって60歳で「還暦」
88歳では「米寿」のお祝いをしたりするので、
あながちおかしいことでもないような・・・(-_-;)
敬老の日。結局いつからが良い?
例えば、子どもの結婚が早く、40歳で孫ができて祖父、祖母になった場合。
年齢は若くても孫からみれば「敬老」に値すると思います。
逆に、70歳を過ぎても現場でバリバリに働いている職人さん。
スゴイとは思いますが、「敬老」というイメージとはちょっと違うような?
むしろ師匠ポジみたいな・・・(^^)
いつからがお祝い対象になるか。
人生経験に対して敬意を表する、という意味からすると
「一通り人生イベントを経験した」
「人生に一区切りついた」
といえる人ではないでしょうか。
若くして一区切りつける人もいれば、生涯若々しい人もいて、
年齢で区切るのは意味がない、と考えます。
まとめ
自分の両親に「敬老の日」のお祝いをするか。
老人扱いすると気分を悪くする方もいるでしょうが、
「あなたの培ってきた経験に敬意を表するんだ」
と伝えれば、きちんと受け入れてくれるでしょう。
人間だれしも自分の過去、これまでの努力・苦労を肯定したいものです。
実際、今の「敬老」世代は激動の高度経済成長期を乗り越えてきたわけですし、
敬意を表するに値すると強く思います。
「KAROUSHI」なんて言葉をグローバル化してしまった世代でもありますが(^^;)
我々、現役世代もまた、激動のグローバル時代まっただ中なわけで、
敬老の日を機に、彼らの知恵やマインドを学ぶのも良いかもしれませんね。
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