七五三といえば、神社のお参り。
子どもの健康・安全・進学を願って、
祈祷をあげてもらうまでが一連の流れです。
お参りの際に、神社に渡すお金を
「初穂料(はつほりょう)」
「玉串料(たまくしりょう)」
と呼びますが、
料金を調べてみると、
「お気持ちで」
となっている場合があります。
儀礼的なことって、相場とか、のし袋の書き方とか、
そもそも迷いがちなのに、その上
「なんでもいい」と言われると、もっと迷いませんか?
ふたり同時に祈祷してもらいたい!なんて例外事項があったら、
もうどうしようかと…
「なんでもいいなら、決めといてよ!」
という方へ向けて、無難なやり方を例示します(^^)
七五三の初穂料。相場は?
七五三の初穂料の
一般的な相場は3千円から5千円です。
神社によっては初穂料を明示していて、
3千円、5千円、1万円などの選択肢を用意しています。
「お気持ちで」としたら問合せが殺到しちゃったんだと思います(^^;)
ちなみに、料金ごとの差は基本的にありません。
祈祷がいいかげんになったりはしないので安心して大丈夫です(^^)
(神社によっては記念品が豪華になるらしいです)
少し大きい神社だったら、
受付用紙に、3択で金額が載っているて
迷わないようになっています。
たくさんの人数をさばくため、効率化してるんでしょうね。
神社も人の集まる時期は大変そうです(-_-;)
七五三の初穂料。のし袋の書き方は?
七五三の初穂料にのし袋は要るのか、
というと、なくても良いです。
ラフな人だと財布から支払ったり、
中にはおつりを貰っている人もいるくらい(^^;)
それでも現金むき出しはちょっと抵抗がある、
という方は、無地の封筒に包んでください。
書き方は、「初穂料」と「お子さんのお名前」を書けばOKです。
なお、「御祝」は意味が違うのでダメです。
「御祝」は相手の祝い事への祝儀。
「初穂料・玉串料」はお祓いにたいする代金です。
ラフなんだか厳密なんだか分からない…(^^;)
実際、間違ったからってそんなに気にもされないのでしょうが、
一応、気を付けてください。
七五三の初穂料。ふたり同時の場合は?
七五三だと、3歳と5歳、
ふたり同時に祈祷してもらうこともあると思います。
その場合の初穂料ですが、
包むのは別々でも連名でも良いです。
(金額は2人分にしてくださいね(^^))
しかし、封筒を2つ用意するのが
よほど面倒でなければ、1人1人、分けることをオススメします。
そもそも、七五三は子どもを社会に迎え入れるという儀式。
1人の人間として扱う、という意味を持ちます。
小さいことですが、
「一まとめとして扱う」のではなく、
「別々に扱う」という意識が親にも必要だと思います。
ちなみに、面倒だったら
財布から支払うのが手っ取り早くて一番オススメです(^^)
まとめ
「お気持ちで」となっていた七五三の初穂料も、
明示するところが多くなりました。
本当は、家計に合わせて、気持ちよく支払える金額を、
というのが一番なんでしょうが、
基準がないと落ち着かないというのは時代の流れでしょうか(^^;)
「なんでもいい」
なら機械的に決めるのが一番効率がいいです。
- 5千円
- 無地封筒(初穂料、子どもの名前を記載)に包む
- ふたりだったら封筒分ける
悩むならもっと、子どものためになることで悩んだ方がいいですよね(^^)
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