風邪をひいたときは、とにかく汗をかく!
ずっとそうやって治してきましたが、
汗でベトベトするので気持ち悪いんですよね(^^;)
お風呂に入ってサッパリしたいですが…
「お風呂に入っちゃダメ!」
と言われることも…
風邪がうつるからなんでしょうか?
欧米では逆に
「お風呂に入った方がいい」
とも言われるそうです。
風邪を治すメカニズムとも関連しているそうなので、
解説していこうと思います。
風邪の時、お風呂はダメ?
昔、お医者さんに尋ねたところ、
「日本では、風邪の時はお風呂をひかえるのが一般的」
「欧米では風呂で暖まってすぐに寝るべし。という考えが主流」
とのことでした。
詳しく聞くと、どちらかが間違いというわけではなく、
- 微熱程度であれば、お風呂で温まった方が良い
- 高熱だったら、お風呂はダメ!
ということでした。
くわえて、外国の風呂は湯船が小さく、サーッと入るシャワー感覚なので、
日本のように湯船にじっくり…
というイメージとは異なるようです(^^;)
- 微熱程度
- お風呂の後、すぐに寝る事が出来る
- 長風呂、暖まりすぎない
この条件なら、お風呂に入っても大丈夫なようです(^^)
もちろん、「入る気力が無い」なんて時は入らないでくださいね!
風邪の時、お風呂に入るとうつる?
風邪のウイルスは、湿度に弱いです。
なので、お風呂に入ったから家族にうつる、
ということはありません。
もしうつってしまったなら、
お風呂とは関係なしにうつったのだと思います(^^;)
(確率は0ではないでしょうが…)
なお、風邪のウィルスであれば
お風呂は関係ありませんが、
レジオネラなど、肺炎の原因となる菌の中には、
お風呂の環境で増殖する菌も存在します。
24時間風呂、追い炊きなどで繁殖するので、
特に風邪で身体が弱っている時は注意してください。
風邪を治すメカニズムとは?
お風呂に入って身体を温めた方がよい
というのは、風邪を治すメカニズムと関係があります。
そのメカニズムは次のようになっています。
- 風邪をひく(=風邪のウィルスが増殖!)
- 温度を上げて、ウィルスの増殖を抑える
- 温度を上げて、風邪のウィルスをやっつけるリンパ球に最大の力を発揮させる
風邪をひくと熱が出るのは、生体防御の機能です。
ウィルスが直接熱を出してるわけではありません(^^;)
ただし、あまりにも高熱になってしまうと、
今度は熱のせいでおかしくなってしまいます(-_-;)
昔の体温計は42℃以上は目盛がありませんでしたが、
これは、たんぱく質の固まる温度が42℃だから。
つまり、それ以上になったらもう…
体温も高ければいい、というわけではないので、
高熱の場合は、解熱剤を服用しましょう!
ちなみに、私の場合、38℃くらいがガマンの限界で、
40℃とか未知の世界です。
父は子どもの頃に、40℃超える高熱をだしたことがあるそうですが、
「トイレのタイル1枚1枚がやけにクッキリ見えた」
と言ってました…コワイ(^^;)
まとめ
風邪の時にお風呂に入るかどうか。
結局、線引きは自分の体調と相談しながらになります。
「立ってるだけで眩暈がする」
ならダメだし、
「熱はあってもちょっとだるい程度」
なら大丈夫かもしれません。
家族と一緒の場合、
むしろ家族から別のウィルスや菌がうつる可能性があるので、
それだけは認識しておいてください。
また、身体を温める、というのは、
風邪を治すメカニズムとしても理に適っていますが、
高熱になりすぎる可能性もあるので、
風邪のときは長風呂は避け、
少し温まった程度であがりましょう(^^)
ホント、体調を崩すと色々と気を遣います(^^;)
もし風邪をひいてしまったら、
だましだまし引き延ばさず、
集中して早く治しちゃいましょう!
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