あなたは、子どもの頃、
夏休みの宿題をキチンと終わらせる方だったでしょうか?
「モチロン!」
とお答えいただいた方。
あなたのお子さんの場合はいかがでしょう?
自分だったら早くやるのに…
とイライラしたことありませんか?
「自分がしっかりやっていたから、やらない人の気持ちが分からない…」
「いくら言っても聞かない」
ギリギリになって手伝う羽目になると大変ですよね(^^;)
けれども、最近の夏休みの宿題は、
昔と比べて高度化しています。
ドリルだけという時代は終わり、
国語の読書感想文だけでなく、
数学や社会でも自由研究が!
代わりにやってたら本人のためにならないし…
というわけで、こんな手伝い方はいかがでしょうか。
夏休みの宿題。どう手伝う?
よく言われる夏休みの宿題の手伝い方は、
- やり方を教える
- ヒントだけ出す
- 徐々に正解に導いてあげる
こんなとてつもなく高度な教え方です(^^;)
ぶっちゃけ、これができればプロじゃないですかね?
「相手に物事を教えるためには、相手の3倍の理解が必要」
そんな風にもいわれますから、
小学校低学年ならともかく、高学年だと微妙にきついかも(-_-;)
正攻法の手伝い方だと、まず親が勉強する!という方法になります。
プロの教育者でない場合、
「勉強の環境を整えてあげる」
のが最良の方法です(コスパ的にも)
- ・姿勢を整えられる場所を用意する
- 「宿題をやる!」という空気を作る
- 強制的な場を作る
もう少し具体的に言うと、、、
- 机と椅子、空調を準備
- 周りがみんな宿題や勉強をやっている!という状況を作る
- チャイムを用意する(50分宿題、10分休憩がオススメ)
人間は環境に影響される生き物です。
職場でも、周りが真剣に仕事してると、
なんとなく自分もやんなくちゃなーってなりませんか?
KYな人は当てはまらないでしょうが(^^;)
夏休みの宿題。社会の場合は?
社会に夏休みの宿題なんてあったっけ…?
私の子どもの頃はドリルだったような気がします(^^;)
最近では
- 社会問題に関する作文
- 歴史に関するレポート
- 地域社会に関するレポート
などが課題で出されます。
社会に興味を持てよ!的な内容で
私は正直苦手…(-_-;)
共通的な対応
課題内容によって細かいところは違いますが、
全体の作業方針は次のとおりです。
- テーマを決める
- 概要を調べる
- 主張を決める
- 主張を補強する事実を調べる
- おもむろに書く!
親が手伝うとしたら、
「1.テーマ」の選択肢を2~3個与えて、
興味がありそうなのを選んでもらうのが良いと思います。
(すでに自分が詳しいテーマだとさらに楽です(^^))
残りは子どもが自分でやらないといけませんが、
質問されたら答えてあげてください。
「人に質問する」というのも立派な調査方法です!
社会問題の課題への対応
子どもが独力でやるなら新聞を読んだり、
ニュースを見たりですが、、、
私は「親の意見を言ってみる」ことをオススメします。
生の声!
しかもお子さんにとっても身近(のハズ)!
親の意見に対して賛成の立場をとるも良し。
反対の立場をとるも良し。
自分ごととして捉えられるのでやり易くなります。
歴史の課題への対応
身近に歴史好きの人がいれば、聞いてみましょう。
何時間でも語ってくれると思います!
(私も語れます!)
概要はネットでも良いですが、
できれば書籍を当たるのが良いです。
情報の信頼性が違います!
地域社会の課題への対応
市役所の職員の方は、地域のことにかなり詳しいので、
知り合いにいれば聞いてみるのが良いと思います。
また、市営図書館には郷土史がおいてあったり、
各種のデータ(統計とか)もおいてあるので、
調べものには最適です。
ネタに詰まったら適当に、
人口推移の原因考察とかでいいんじゃないでしょうか。
統計データは便利です(^^)
夏休みの宿題。数学の場合は?
最近の夏休みの宿題には、
数学の自由研究
なんてものがあるそうです!
ビックリしました!
「数学者にでもなるつもりか?」
「なんか証明しないとダメ?」
かと思ったら、意外と敷居は低いみたいです(^^)
例えば、
- 習ったことが普段どんなふうに使われているか
- 算数・数学の歴史(円周率など)
- 数や図形の規則性
- 実験(サイコロを何回も振るなど。数式どおりになるか)
- ~するとどのくらいになるか(新聞紙1枚を50回折ったときの厚みなど)
物理が好きな私としては、
「1.習ったことが普段どんなふうに使われているか」
がオススメです(^^)
机上の理論より、目に見える成果が大事だと思います!
物理の本をパラパラめくれば数式だらけなので、
見つけやすいと思います(^^)
まとめ
夏休みの宿題を手伝うにも、
教育のプロでもない限り、教えるのはなかなか難しいです。
むしろ、独力で勉強できるようにサポートするのが
良いです。
- 環境を整える
- 方針、骨子を示す
今回は社会、数学のレポートといった
限定的なものでしたが、
システムエンジニアのチームリーダって
まるっきりコレと同じ仕事してます(^^;)
子どもの宿題だからといって傍観者にならず、
リーダとして主体的に取り組んでください!
リーダの取り組みが全体の成否を決めます!
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