お盆に墓参りができない!
システムエンジニアをやっていると、
夏季休暇なんて関係なく、
仕事をしなければいけない時があります。
特にお盆は公共や銀行がやっているので、
意外と通常どおりだったり(^^;)
お墓参りしないと親戚から何か言われそう…
お盆ピーク過ぎであれば、休みを取れるけど、
いつまでに行けばいいんだろう…
そんな考えがよぎりますが、
そもそもなぜ、お盆の時期に墓参りするんでしょうか?
どうにか、現実との調整が付けられないものか(-_-;)
お盆の墓参りはできないとマズイ?
夏、暑い…
仕事、忙しい…
そんな悪条件が重なると、お盆の墓参りに行くのも億劫になります(-_-;)
お盆に墓参りできないと
親戚との人間関係が悪くなったり、バチ?があたるんじゃないかと
だんだん不安に・・・
でもよく考えてみると、
ご先祖様は家に帰ってきているのだから、お墓は空っぽですよね(^^;)
(宗派や地域によって違うようですが)
バチはなさそうです。
親戚の心証の方は、地域の風習が強く影響します。
ご実家の周辺の方々がどうしているのか、
それに合わせておけば、強い風当たりは避けられるかと思います。
どのみち、
「遠いのに面倒だ」
と嫌々ながら形だけお墓参りしても、
悪感情は伝わっちゃいますから(^^;)
遠くてなかなか帰れない、という事情なら、
お供え物だけでもご実家に送るなど、
気持ちよく実行できることをした方がよいかもしれません。
お盆の墓参り。なぜするの?
そもそもなぜ、お盆に墓参りするという風習があるんでしょうか?
お墓はからっぽなんじゃ?
とある宗派のお坊さんがおっしゃるには、
仏教に「霊魂」はなく、お盆に祖先が帰ってくることもないそうです。
(既に転生しているから)
どうやら仏教が日本に入ってきた時に
神道とごちゃまぜになったみたいです(^^;)
例えば江戸時代の問答集では
「魂は一つではなく無数」
「お盆の最中、お墓にも家にも霊はいる」
と書かれているそうです。
神仏分離が起こったのは明治時代ですし、
結局、仏教とは別モノの「習俗」だと考えられます。
ちなみに、ちょっと怖い説ですが、
お盆に各家庭へお坊さんが巡回しにくる、
という習慣は江戸時代からで、
実はキリスト教徒の捜索のためだった、
というものがあります。
監視社会、怖いですね(-_-;)
お盆の墓参り。いつまでなら大丈夫?
一般的なお盆の期間は、8月13日にお迎え、16日にお送り。
この期間に墓参りするのが難しいなら、
いつまでなら大丈夫なんでしょうか?
実はお盆期間、7月の地域と8月の地域があります。
旧暦と新暦ですね。
地域の風習に合わせるのが基本ですが、
予定がどうしてもあわなければ、早めでも問題ないと思います。
さらにいうと、お墓参りがメインなのは、むしろ春秋のお彼岸。
遅くなるなら秋分の日、というのもアリだと思います(^^;)
まとめ
忙しい社会人。
お墓参りできない、予定が付かないということもあると思います。
なぜお盆にお墓参りするのか、
その理由も結局は地域ごとの風習によるもの。
当時は合理的だった風習も、
時代とともに変わって不思議ではありません。
いつまでに?と固く考えるより、
今の自分にできる精一杯でいいんじゃないでしょうか?
先祖がそれで怒るようなら、
そう育てた先祖にも原因があるわけで…
おっと、コレは自分と子どもの関係にも当てはまりますね(^^;)
襟を正さないと!
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